白黒コンサルタントの読書ブログ

日々情報収集を行うために猛烈に本を読み漁るコンサルタントのブログ。

50代正社員の会社人生の終わり方。50になって岐路に立つより今立つべき。

私が起業したいと思ったきっかけのひとつは、会社で働いている年上を見ていて、自分がこうなりたくないと思ったことだ。みなさん、とても人は良い、でもなりたくはない。ちなみに私は常にそのような考えから、10代の頃の自分から見て、かっこ悪くない30代になっているか?ということを常に自分に問いかけている。答えはよくわからないが、最近白髪が増えたことはかなりショックだ。

私の勤める会社では、50前後が非常に多い。いわゆるバブル世代就職組だ。会社を作り上げた自負、実力、経験ともに申し分のない連中であるが、やはり勝ち組と負け組の差は鮮明だ。ちなみに勝ち組だとしても、そうはなりたくない。彼らは、あと10年もすれば、嘱託もしくは退職の道を選択しなければならないが、一体何を考えて過ごしているのだろうか。退職金は、十分にもらえるだろうが、そんなに裕福な金ではない。いわゆる中の下流階級の貯蓄だと思うが…一体彼らは何をしたいのだろうか。

私は30代であるがゆえ、あと十数年のときがあるわけだが、そんなのあっという間に過ぎてしまう。50になって岐路立つのではなく、今こそ立って戦うのがよいのではないだろうか。安定なんて言葉はあるのだろうか。少なくとも、今の50代が30代のときに「安定」を自社に感じていたとは考えにくい。彼らが作り出した安定した企業、彼らとともに成長してきた企業であれば、それは彼らに畳んでもらった方がよいのではないだろうか…つまり弊社はあと15年も経てば、まったく違う会社になっているだろう。その時、今のメンバーと一緒に岐路に立てるのだろうか、、答えは限りなくNoに近い。なぜなら、みんなその準備をしていないからだ。

そんなわけで、後回しにするのが大好きな私が、後回しせず即対応するための起業。しっかり準備しなければ。